環境浄化力を持つ有機米作りで、自然生態系の輪を廻す。
環境浄化力をもつ有機米作りを通して、山水の恵みを受け、多種多様の生き物たちが育つ有機田の清らかな水は、川に流れて川を綺麗にし、海に流れて海をよみがえらせる。大きく地球規模で自然循環の輪を廻す。『田んぼの天使」の取り組みです。
農業に励めば励む程、心にも、体にも、そして地球にも 自然がよみがえる「田んぼの天使」の取り組みは、古来 より発酵食品に使われている乳酸菌や、酵母菌、有害な 物質を分解してくれる光合成細菌などのいと小さきもの ―有用微生物群(EM)を活用して行っています。 最近の全国の取り組みでは、江戸川などの河川の浄化、福島県の放射性セシウムのレベルを下げる汚染浄化や、発酵の力―抗酸化力を利用した農業、医療、生活などさまざまな分野に取り組まれています。
詳細は<EM研究機構><自然農法センター><NPO地球環境・共生ネットワーク><EM研究所>
水を湛えた田んぼから、自然の生態系を呼び戻したい、また次世代の子供たちに安全安心な美味しい“お米”や“野菜”を届けたいという二つの理念を掲げて、農薬や化学肥料を全く使わない『田んぼの天使』は誕生しました。平成4年から始めた取り組みは、今年で30年になります。
環境は一人の取り組みでは成り立ちません。面積の広がりをもつために、この自然環境の呼び戻しに賛同する農業者に呼びかけて、『有機の会』を結成しました。
そして、この有機米を扱っていただく流通業界の方、食卓に載せていただく消費者の方々の支援が必要であり、私どもの活動は、最初から栽培技術の普及と販売活動が同時進行でした。平成12年有機JAS法が施行され、農水省の安全安心のお墨つき-有機JAS認証を取得。一人でも多くの方々にお届けしたいと、小分け有機米『田んぼの天使』のデビューです。 有機JAS米コシヒカリ。
有機JASマークは、太陽と雲と植物をイメージしたマークです。農薬や、化学肥料など化学物質を使わない農産物にのみ貼ることができます。毎年、登録認定機関(公益財団 自然農法国際開発センター)から 検査員が派遣され、田んぼや、作業場、施設、機械、書類など検査を受けます。これに合格して認定された者のみが、有機米と表示でき、それ以外にマークを使用することは、法律で禁じられています。